6 おとんの日記

我が家には猫が2匹います


雨の降る梅雨のある日、玄関のわきにいつもの黒猫がいました。
明らかに様子がおかしく近づくと何か引きずって歩いています。
そうです「ダッチョ」になって腸が飛び出していたんです。
これは大変だと思い直ぐにダンボール箱に入れて動物病院へ連れて行きました。
雨でドロドロの土の上を引きずっていた為、かなり傷んで汚れていて
獣医さんに助かるかどうかと言われましたが、手術をお願いする事にしました。

翌日動物病院で獣医さんにお腹を開いて腸の洗浄をして戻し
再発しないように癒着していますと説明があリました。
大丈夫なのかなと思いましたが、助かって良かったと思いました。
猫はまだ麻酔が効いているらしくケージの中で寝ていました。
まだ成猫前の子猫だそうです。

しかし野良猫なので保険をかけているはずもなく、
手術費に入院代・点滴代などで治療費は10万円程かかりました。
1週間後に無事退院して我が家に連れて帰りました。

ルナと名づけ我が家で飼ってあげることにしました。
ルナは後ろ足の第1関節が脱臼したまま固まってしまったらしく
普通の猫のように高く飛び上がる事ができません。
もう7歳になりましたが元気に外を走り廻っています。

もう1匹は茶トラのチビです。
出かけようと門扉の所で車を止めて降りたとき、ニャー ニャーと猫の鳴き声!
あたりを見渡しても猫の姿は見あたりません。
すると反対側の歩道からこっちを見ている子猫と目が合いました。
と、その途端、車道を横切って一目散に私の足元へ走って来たではないですか!
車に跳ねられないかとヒヤヒヤものでした。

生後3ヶ月位でしょうか掌に乗る位の大きさです。
ふわふわの毛でしっぽが体と同じ位長く太くまるで狐のしっぽの様で、
よくカレンダーに使われている写真の猫とそっくりでとても可愛いいです。
我が家で一緒に暮らし始めて5年の月日が流れました。

2匹ともほぼ同じ大きさで体重もほぼ一緒の雄猫ですが、性格はまったく正反対で、
ルナは愛称ワイルドルナポンで、攻撃的で激しく家の周りに近づいてくる猫は
喧嘩して追い払ってしまいます。
おかげで体中いつも生傷が絶えず、酷いときは近くの動物病院で治療をしてもらいます。

一方チビは、喧嘩は全くせず温厚で可愛いいです。
でもルナは雄猫なのに、チビが来た時は舐めてあげたり一緒にじゃれてチビを
遊んであげたり、よく一緒にくっついて寝ていましたよ!
今では、時々喧嘩もしますが同じ屋根の下仲良く一緒に暮らしています。
これ以上増えても面倒見切れないので、2匹とも去勢手術はしました!




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